突然ですが、皆さんは会社の人と上手にコミュニケーションが取れていますか?
私は…前の職場では全然ダメでした(笑)。
職場の雰囲気が自分に合ってなかったのも原因なんですが、私自身、周囲から一歩引いた付き合いをしすぎちゃったのかな…なんて思います。
「次はもう少し距離を縮めたい」と思って、転職活動中に心理学の本をいろいろ読んで、勉強しました。
今の職場は入社8ヶ月目。まだまだ新米ですが、あのとき学んだテクニックを実践してみたら、少しずつやりたかった仕事を任せてもらえたり、ふとした瞬間に話しかけてもらえることがすごく増えました!
私が実際にやったこと、備忘録も兼ねてまとめてみました。
少しだけですが、皆さんのお役に立てば幸いです!
親のあくびを見て、自分もついついあくびを…なんて経験、ありませんか?
人間にはもともと、「ミラーリング」という、好きな人のしぐさを無意識に真似してしまう習性があります。
そして真似された人もまた、「この人は自分と似た雰囲気で安心する」と無意識に感じるのです!
だから「この人ともっと親しくなりたい!」と思ったときは、その人のしぐさを意識的に真似してみましょう!
相手が水を飲むタイミングで、自分も飲んでみる。相手がうなずいたとき、一緒にうなずいてみる…など。
実はこれ、成績トップの営業マンもお客さんに対してこっそり実践しているテクニックなんですよ。
でも、露骨にやりすぎると「あの人は自分の真似ばっかりする!」と反感を買ってしまうので、
あくまで"さりげなく"、"自然と"がポイントですよ♪
人間は何らかの評価を受けたとき、「他人からの印象と自分自身がズレてはいけない」と無意識に感じてしまうそう。
他人の期待に合わせようとする習性、これが「ピグマリオン効果」です。
だからちょっと頼りない部下にも
「君には実力があるから、ぜひ頼みたいんだ」
と言って大きな仕事を任せてあげると、
「少し不安だけど、先輩が期待してくれてる…!頑張ろう!」
と実力以上のパフォーマンスを引き出すことができるのです。
部下にどう声を掛けてあげたらいいのかわからなくなった時は、ぜひ"褒めて伸ばす"ピグマリオン効果を取り入れてみてくださいね。
そして他人に対してだけでなく、自分自身にも応用できるのがピグマリオン効果のスゴイところ。
たとえば外見に自信がないとき、つい「自分はブサイクだからモテないんだ…」なんて思ってしまいがち。
でもそんなときこそヘアサロンでトリートメントをしたり、少し高めのブランドグッズを身につけてみるなど、あえて外見をバッチリと決めてみましょう!
すると「自分は美しいものを身につけるのにふさわしい存在だ」という自信が不思議とみなぎってきます。
自信がつけば振る舞いも魅力的になりますし、本当にモテる存在になりますよ。
商品の公式ホームページを見てもあまり興味が湧かなかったけど、TwitterやFacebookで商品の口コミを見てるとだんだん欲しくなってきた…。そんな経験ありますよね。
本人からの情報よりも第三者からの伝聞のほうが信ぴょう性が増す、それが「ウィンザー効果」です。
"褒める"スキルなので、先ほどのピグマリオン効果と一緒に使うのも効果的。
たとえば褒めて伸ばしたい部下がいるなら、直接言わずに一度誰かに言付けてみてもいいかもしれません。
もし他人から部下への褒め言葉を聞いた場合でも、「○○さんが君のことを褒めてたよ」と積極的に伝えてあげましょう。
きっと本人から直接聞くよりも、さらに胸に響くはずですよ。
私の転職が成功したのは、心理学を勉強したおかげ…だけではありません。
今回は自分ひとりで転職活動をせず、採用紹介サイトを使ったのが良かったんだと思います。
面談するまでは「私なんて大した経歴もないし、前の会社はすぐ辞めちゃったし…」と不安でしたが、私の担当のコーディネーターさんが気さくな方で、リラックスして自分の性格や要望などをお話しすることができました。
あと、求人誌を読むだけではわからない、職場の雰囲気について事前に教えてもらえたのもよかったですね。
そして面接についても引き続きサポートいただき、無事に内定をもらえることができました!
実は当初の希望職種とは違うところに就職したんですが、これもコーディネーターさんから「○○さんはこっちの職種のほうが持ち味を活かせると思いますよ」というアドバイスを受けて、途中で路線変更したんです。
今思えば正解でしたね。なんだかんだで、今の職場が一番好きです(笑)。
就職活動って「自分を客観的に見れているかどうか」が結構大切なので、ひとりでやるよりも、プロとの二人三脚のほうが、やっぱり良い結果が出るな〜と思います。
転職を考えている方は、採用紹介サイトを一度利用してみてはいかがでしょうか?